2020年初頭より新型コロナウィルスが世界各地で蔓延し、3月頃から日本国内においても感染が深刻化。4月には緊急事態宣言が発令され、都道府県を跨いでの移動の制限や、在宅リモートワークの推奨、俗に言う“3密”の回避など、人々が生活をして行く上で様々な制限がされることとなりました。
そんな中で、人々の生活から大きく失われてしまった楽しみ、それが『旅行』です。土日や長期休暇を利用して、普段自分の生活している圏内から離れ、仕事や学校を忘れて非日常に没頭し、リフレッシュする。人々にとって大切な時間である『旅行』をすることが困難になってしまいました。
3密になってしまうため、旅客機や鉄道の利用は難しい状況。自家用車で遠出したとしても、旅先で現地の人々とのコミュニケーションも難しく、『もしかしたら自分が感染していて、伝染してしまうかもしれない……』という不安を感じながら旅をすることになってしまいます。
そんな中で、失われつつある『旅行』を体験することができる手段があります。それが『VR』、すなわち、バーチャル・リアリティです。
ヘッドマウントディスプレイを付けることで視界全てを意図した映像にすることができ、さながら旅先に居るような体験・興奮を味わうことができるのです。以前は画質が荒かったり、重かったり、そもそも値段が高かったり……一般の人々が使ってみるには高い高いハードルがありました。
ですが、近年の技術革新の結果、画質は向上して2Kから場合によっては4Kの高画質になりました。サイズも小さくなってきており、長時間付けていてもそこまで疲れなくなりました。そして値段も、スマホを装着するタイプの仕組みの登場によって劇的に下がりました。ダンボールを使うタイプであれば、なんと100円から楽しむことができるようになりました。
このアイテムを使えば、昨今難しくなってしまった『旅行』を自宅に居ながらにして楽しむことが出来るのです。さあ、一緒に是非試してみましょう。ここ暫く味わうことが出来なかった、ドキドキやワクワク・安らぎを感じることができるはずです。